執筆日:2022年5月1日
公開日:2022年5月1日
最近、自分のコミュニケーション能力で以下のような問題を実感しています。
これらの問題について、自分なりの分析や反省をまとめてみます。
原因の推定・・・他者との会話が減ったから?
以前は対人関係で「我慢すること」言い換えると「制御すること」を体系化していました。
このような体系化は、現在でも変わらず継続できていると思っていました。
しかし、直近数ヶ月の自分を振り返ると、悔しいですが「体系化」が崩れ、本能のままに喋っていたような気もします。
なぜ、このようなことになったのでしょうか。
おそらく、他者との会話の機会が減り、訓練して身に付けた癖=「体系化された対策」が少しずつ忘れられたのではないか、と仮説を立ててみます。
事例と分析ーどんな発言がまずかったのか?
ひとまず、自分自身のどういった「事例」から、自分に問題を感じたのか振り返ってみます。
距離感が近くない相手に対し、批判とか否定の言葉を「ぶっきらぼうに」言ってしまう。
言い方としては、「違う」「いや」「そうじゃなくて」など。
振り返ってみると、こういった発言を即座に行ってしまうことが増えていた気がします。
そして、言ってしまった後に、相手との距離感にそぐわない言い方だったと後悔するのです。
この対策は、アンガーマネジメントでも使用されている「6秒ルール」を使ってみようと思います。
つまり、即座に反応せず「6秒間待ってみる」。
ただ会話において「6秒」というのはかなり長い間でもあります。
なので、怒りの感情であれば「6秒」待つことにし、単なる否定を反射的に行いそうになった場合は「3秒」待つようにしてみます。
「言い方」を振り返る
「違う」「いや」「そうじゃなくて」これらの言葉は、どのように言い換えれば良いか、少し考えてみます。
- 枕詞(まくらことば)を冒頭に添える
- 相手の意見を全否定せず、部分的には肯定する
- 自分の率直な感情は込めず、伝えたい事を端的に言う(アサーションのテクニック)
これらのリストにあげた内の「1と2」は、対策を行った結果は同じになるかもしれません。
例えば、「確かにそうかもしれません。でも~」などといった言葉を冒頭に添える手法となります。
こうすることで、言葉の「角」を丸めることができます。
「3」のアサーションは、長くなるので詳細は別の記事で書きたいと思います。
結論
自分自身のコミュニケーションが雑になり、周囲との摩擦を実感。
その状況を改善するため、アンガーマネジメントを参考とし以下の戦略を取ることにしました。
- 怒りの感情は「6秒間」待ってみる
- 反射的な批判や否定は「3秒間」待ってみる
また、発言内容に関しては以下の3点を心がけることにします。
- 枕詞を添える
- 相手を全否定しない
- 感情を込めずアサーションにつとめる