執筆日:2021年12月20日
公開日:2021年12月20日
発達障害者にとって「職場のコミュニケーション」は鬼門です。
なので、自己完結させやすいフリーランスの仕事はきっと発達障害に向いている、そう思っていました。
実際に良い仕事、案件が無いか調べてみたのですが、その中身を見て予想が裏切られることに。
フリーランスは自己完結できる仕事と思っていた
フリーランスという働き方に元々抱いていたイメージですが
- 求められる成果物は始めから決まっている
- 成果に対して報酬が支払われる
そんなシンプルな世界だと思っていました。
こういうワークスタイルであれば、発達障害の弱みが影響しにくいことは間違いないのです。
しかし、実際に案件を調べてみると・・・
仕事の内容は基本的に「要相談」
最近は、ChatworkやZOOMなどのコミュニケーションツールが浸透しています。
最近私が受講したオンラインの講座も、ChatworkとZOOMでやり取りをしていました。
このようなコミュニケーションツールの普及も影響しているのだと思いますが、フリーランスの業務内容は基本的に「要相談」な点が多いのです。
フリーランスの案件にガッカリした話
「クラウドワークス」というフリーランス案件の紹介サイトがあります。
そこでいくつかお仕事を見てみたのですが、多くの仕事で以下のような
- 仕事の成果物は要相談
- 仕事の進捗や途中の結果を共有し、クライアントと相談しながら進めていく
これだと職場で働くのとあんまり変わんないですね。
実際の案件はコチラ
報酬さえもが「要相談」となっている案件もいくつかありますね。
これだと交渉を行わなければならず、発達障害者にとってハードルが高いのではないでしょうか。
結論ーフリーランスはコミュ力を求められます
近頃はフリーランス案件でも、仕事は「相談しながら」進めることが求められています。
自宅で好きな時間に仕事をできるという点を見ると、発達障害者と相性が良い面もあります。
しかし顧客とのコミュニケーションはおそらく避けられないので、「フリーランス」を選択肢に考えている発達障害当事者の方々にはご注意頂きたいです。
関連リンク
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