執筆日:2021年11月9日
公開日:2021年11月19日
「常に眠たい」「布団から出られない」・・・
発達障害者、特にADHDの方は起床のつらさや日中の眠けに悩まされています。
仕事にも影響が出るレベルで、です。
今回は眠け対策をご紹介していきます。
どう辛いのか?日中の眠けと起床のつらさ
日中の眠け:食事の後は特に眠い
起床のつらさ:布団から出ようという「気持ち」に切り替えられない
端的に書くと上記のようにまとめられます。
つらさの程度を伝えることは難しいのですが、後に書く食事制限をする方が楽であると断言できます。
なぜADHDは睡眠に悩まされるのか?
詳しい原因は実はよく分かっていません。
ただADHDは睡眠障害とイコールで語られることもあります。
睡眠障害の中でも「概日リズム障害」と呼ばれる症状が多いみたいです。
これは1日のリズムつまり体内時計にズレがあり、日中に眠くなってしまう症状を引き起こします。
この症状を抑えたいものですが、可能なのでしょうか?
答えは・・・完全ではないものの、症状の軽減は可能。
日照時間の過ごし方と糖質制限
二つの対策方法をご紹介します。
- 昼間に太陽の光を浴びるよう心がける
- 朝と昼の食事で糖質制限をする
この二つを実行することで、生活リズムを朝・昼型に近づけることができます。
2番目の糖質制限は特に重要となります。
大事な時間帯を眠気に耐えながら過ごすのは、非常につらいものです。
会社勤めをされている方は、朝昼の糖質を「おにぎり1個分」ぐらいに制限した上で、休憩時間中の10分ほどだけでも太陽光を浴びるように心がけて下さい。
結論
ADHDと睡眠障害はセットで発症します。
日々の眠気や起床のつらさは「生きづらさ」に直結してきます。
記事内で挙げた対策を試しつつ、可能であれば掛かりつけの精神科医に相談するようにして下さい。