執筆日:2021年8月4日
公開日:2021年11月3日
発達障害者は嫌われる?
ツイッターの発達障害界隈を巡っていると、職場の人間関係に悩む人を「かなり多く」見かけます。
そんな彼ら・・・私自身も含まれますが、学生時代には人間関係に強く悩むことも無かったかと思います。
- 就職して初めて発達障害に気付く人も居る
- 学生時代は「ちょっと変わった人」として周りと溶け込めるかも
中には学生時代の人間関係も辛かった人も居るとは思いますが、やはり職場で生きづらいという人が多数なのではないかと私は推測しています。
この記事では、発達障害者が職場で生きづらかったり、嫌われやすいかどうかと、その理由について私なりに分析してみたいと思います。
嫌われる理由を考えてみる
私なりに嫌われる理由をピックアップしてみます。
ASD
- こだわりが強く頑固である
- 相手の気持ちを想像できない・言外の意味を理解できない
ADHD
- そそっかしい
- 発言することを「我慢」できない
発達障害当事者の私が言うのも変かもしれませんが、これらだけ見ると本当に「嫌われるほどの特性」と言えるのか腑に落ちないところはあります。
実際のところはどうなのか、今一度振り返ってみます。
それでも友達は居るのだ
上記の嫌われる理由は一定正しくて、やはり組織には馴染みづらいのだと思います。
しかしそれでも、組織と切り離された数人単位の「友人関係」としては良好な人間関係を築けることも間違いないのです。
見方を変えれば「おもしろい個性」であるし、何より発達障害者のほとんどは友人を作ることができているのだから。
「職場」という環境にご用心
繰り返しにはなりますが、発達障害者は組織において馴染みにくいです。
こと「職場」ともなれば、馴染みにくさはより顕著となります。
- 仕事で結果を出さなければならない
- ASDはコミュニケーションや人間関係の構築が苦手
- ADHDは不注意によるミスをする
上記の点に留意する必要があるでしょう。
結論
職場のような一定以上の人数が居る組織では、発達障害者にとって居心地は悪い場合が大半となります。
この記事で訴えたいことをまとめます。
- 定型発達者が中心に回っている組織では、無理して馴染もうとすると危険です
- 職場環境を過度に悲観することなく、身近な友人を大切にしましょう
あまり解決になっていなくて申し訳ないですが、弱みを認識することで少しでも肩の荷が下りれば幸いです。